〔委員長退席、熊川委員長代理着席〕 そうなってまいりますと、今度自分たちのそれを使ってきて内部にためてきたお金で買いかえをする、いわゆる償却益の中だけで新しい機械、設備を買うということになりますと、性能の小さい、また規模の小さいものを買わざるを得ないということで、どうしても今以上のものを買うというのは非常に難しくなります。
〔中川(秀)委員長代理退席、熊川委員長代理着席〕 案をつくるのにも、例えば大河内さん時代の制度審で幅広い議論をするとしても二年ぐらいはかかるだろう。先ほど目的税制が是か非かの議論がございましたけれども、何らかの将来展望でさまざまの方式の議論をし、また国民的合意を得るためにも、やはり何年かの期間がかかると思います。
〔中川(秀)委員長代理退席、熊川委員長代理着席〕 なお、第二の点につきましては、なるほど現在の国鉄——その前に申し上げたいことは、戦後たくさんの方がお帰りになって、それに国鉄は職場として提供したというようなことも御指摘ございます。
〔熊谷委員長代理退席、熊川委員長代理 着席〕 今度のボン・サミットの経緯から考えましても、このままの事態で推移をして、もし内需拡大に策なし、結果なし、誠意なしというような事態にでもなれば、私はこれは大変重大な事態になりかねないと思うのであります。これは総理はどう御認識でいらっしゃるのか。
〔委員長退席、熊川委員長代理着席〕 だから、首あった議論で、当分の間とかいうようでないことがやはり財政節度をより肌で感ずる、こういうことじゃなかろうかと思いました。
〔熊谷委員長代理退席、熊川委員長代理 着席〕 ことしかなり国債をふやしました一つの理由は、最近は割と財投機関における資金需要が鈍ってきております。
〔熊谷委員長代理退席、熊川委員長代理着席〕 これにつきましては、当面の問題としては、期限の到来する特例公債についての償還の問題と、さらに長期的な、また制度的な問題としては、減債基金制度のあり方の問題が考えられます。